恋っていうから愛に来た

「「キャアアアアアアアア‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」」


女子の悲鳴が頭に響く。


「あ、らた…」



「っんとにおめーは…。」



バスケゴールが落下した瞬間、終わったって思った。

でも、近くにいた新が助けてくれて、なんとか危機一髪って感じだ。


「あ、らた」


…怖かった。



あたしは震えを隠そうと俯いた。
すると、

「!」


新に優しく抱きしめられた。



「おまえさあ…。心配させんなよ。
まじ心臓止まりそーだったし。
ぼーっとしてんなよ。」


そういう新の腕も震えていた。


「…ありがとう…」




「カナ!新くん!大丈夫?!」

みかが新を引き離すようにあたしにだきつく。

「ほんっとやめて。死んじゃダメ。やだ。かなぁ…」

そう言って泣き出すみかをみたら、もうさっきまで悩んでたことなんか飛んでいっちゃった。