教室に入りそのまま自分の席に座る。


周りとは特に仲良くする気もないので必要以上に関わらない。


それに自分からこんな地味な奴とかかわりたいと思う人なんていないだろうし。



しばらくして親友の斎藤南-サイトウミナミ-が教室に入ってきた。


「おはよ。日向」

「おはよ。」


この学校に入学して3ヶ月。


南以外の友達は私にはいない。


それを寂しいと思う事はない。