「そーじゃなくてさ、ほら、この保育園にいるんじゃないの?好きな女の子」
わざとニヤニヤして言ってやった。
するとしんいちくんからは、思いがけない一言が。
「だって、みんなおっぱいが大きくないんだもん」
「ブッッッッ」
思わず噴き出した。
え!?この子こんな可愛い顔して、そんなこと考えてたの!?
「それに比べたらおねーちゃんとか、先生の方がとっても大きいんだもん」
だもんって!
だもんって言いながらそんなこと、軽々しく言うべきじゃない。
「しんいちくん?そんなこと、誰におそわったの?」
保育園児が自分からそんなこと考えるハズがない。
きっと誰かの入れ知恵にきまってる。
「おにーちゃん」
「………………」
やっぱりか!!!!!
あんにゃろ品川め、明日学校行ったら女子集めてボッコボコにしてやる。
「おにーちゃんが『胸の小さい女は好きになっても意味がないから大きいヤツをつかまえろ』って言ってた」
品川め!
女の敵、品川め!
くそ品川め!
絶対うんこ投げつけてやる!!!
「……しんいちくん、あんまりおにーちゃんの言うこと信じちゃダメだよ」
「そーなの?」
「うん。おにーちゃんの言うこと聞いてたら女の子に嫌われちゃうからね」
「えっ!?それは嫌!」
しんいちくんの顔は真っ青になった。
どんだけなんだよ。

