「じゃあ、来週あるぅ、職場体験のアンケートの紙を配るぞぉ」
浜ちゃんが、朝のHRの時間に言った。
「職場体験はぁ、保育士ぃ、花屋ぁ、自動車整備士ぃ、国際関係ぃ、以上の5つから選べぇ」
どうしよう…。
行きたいとすれば、国際関係かな…。
紗菜はたぶん保育士だろうな。
まあ、いいや。
紗菜に合わせて保育士にしとこ。
私は保育士に丸をうって提出した。
一時間目が終わって、休み時間。
私は紗菜の元へ向かった。
「紗菜、職場体験のやつ何にした?」
「保育士だよ」
「良かった~。私も保育士だよ」
「やった!二人で一緒だね!」
「うん!でもいっぱいいたらどうするんだろう…」
「定員とかないから、大丈夫じゃないかな?」
「そっか」
一先ず、一人で行くということにはならなさそうだ。
我が母校、野木丘中学校は職場体験には自分等で行くことになっている。
学校集合ではなく、電車やバスを使っていく。
でも私の場合は、近所に保育園があるのでそこに行くことになる。
だから電車もバスも、必要ないのだ。
「楽しみだねっ」
「うん」

