【陽太side】

もうあいつをいつから好きになったのか、思い出せない。
時期も、きっかけも。

明日は約束の日だ。
今日の茜の様子だと、選んでくれる可能性は高いと言えるだろう。

何がきっかけで、あんな風になってしまったかはわからない。
だけどあいつが俺を選んでくれるなら、他のことはどうでもいい。

あいつと恋ができるなら、俺は命さえ捨てられる。

優太を選んだとしても、俺はあいつを好きでい続ける自信がある。

重いと言われても構わない。

お前が悲しいなら、俺は一緒に悲しむ。

お前が笑うなら、息が切れるまで付き合ってやる。

お前が涙を溢すなら、手が折れても俺がこの手で拭いてやる。

お前が明日までの命なら、俺の命は明日まででいい。

そのくらいしか出来ない。
このくらいしか、俺には出来ない。

これで良いのなら、茜は俺を選んでくれる。