水龍side.

今、私達はクラスのドアの前に立っている。
1年4組…、間違いない。

「なあ、水龍。私、これからやっていけると思うか?」

火龍〜カロン〜は緊張しているみたいだ。

まあ、中学のときは最悪だったもんね。
二度とあんなことにならないためにこんな遠い学校を受験したんだけど。

それでも、怖いよね。

「大丈夫、私がいるわよ。何があっても。」

そう言ったら、少し落ち着いたみたい。

それを確認してドアを開けた。

ガラガラガラ…。

あ、ヤベ。予想以上に大きな音が出た。
まいっか、抑えれるものじゃないし。

心ではそう思いながらもポーカーフェイスで座席表を見る。

廊下の方から二列目の後ろから2番目。
火龍は私の前か。予想通りね。

自分たちの席に座ると隣の子が話しかけてきた。

「あの、もしかして双子ちゃんだったりする?
あ、ヤダゴメンなさい!急に話しかけちゃって…。迷惑かな?」

上目遣いで瞳をうるうるさせて、そう言った。

んー、私達が美人だから話しかけたってことがミエミエ。くだらない。