「嘘だっ…」 生ぬるい厭らしい風が僕の頬をかすめる 連日熱帯夜なのに僕は無理矢理氷を飲まされたようなゾクゾクした感覚に襲われた。 「そこの家の海咲ちゃん…亡くなったって…夏祭りの帰り…事故で…」 嘘だ、嘘に決まってる 海咲が死んだ??そんなわけがあるか あいつは今日だって また明日 って言ってたじゃないか ただの別れ言葉かもしれないけど 僕と海咲は確かに明日また会う約束をしたんだ。 そんな君が死んだなんて なにかの間違いだ なぁそうだろ…海咲…