死援学校

           佐藤 陽愛




嫌、、、嫌、、、



ケータイには未登録のメアドからのメッセージ




(ブーブーブーブー



鳴り続けている



なぜ取らないかって?




殺人鬼からのメッセージだからだよ




陽愛は体育座りをしながら顔を伏せて
携帯に手を取ろうとしなかった







そしてとうとう
陽愛は
夢の世界に入ってしまった



目の前には芳永



足元には
小雪芥が血だらけになって倒れていた


陽愛は恐怖のあまり声を出せなくなった







やめて




芳永はせまってくる



逃げるしかない




走り出す





永遠に続く廊下
力尽きるまで
走ろう




すると、

灯りが見えた


3年の教室だった








陽愛はそこに入る




「陽愛ちゃん、、ごめんなさい。でも、、」









芳永の中の記憶が頭を駆け巡る



陽愛は芳永にとって親友のような存在だった

芳永が虐められても陽愛はまったく気にしなかった


〔私たちは親友だから〕



それが口癖やった




「陽愛、、、ごめんね、、、」



芳永の声が震える



-ひとぉり、ふたぁり、じゅぅにん、ひゃくにん、、この刀が、ザクザクと、、貴方の胸までやってくる、、-




声を震わせながら歌い出す




「まこと…。ごめんね いいよ早く刺して。」





芳永は手を震わせながら




ザクッ







陽愛の目には涙が溜まっている



(ポタッポタッ



芳永は座り込み
大声をあげて泣き出す





ごめん…

陽愛




涙を拭き

立ち上がった