絶望の華

咲き乱れよ

後悔の雨が

降り続ける街に

傘もささずに

僕は当てもなく

走り続ける

雨よ

涙を消し去ってくれないか
風よ

僕を消し去ってくれないか
照り付ける太陽の眩しさに
明日さえ見えない

悲しみの置き場を

探して

孤島の森へ

華を植えましょう

咲き誇れ

絶望の華よ

すべてが幻で

あったと気付く日まで