螺旋上の赤

そう、午前中の野暮用とはこれ。
行きましたとも、美容院。
朝いちばんに美容院に行って、お店の前でウロウロウダウダすること十数分。
そんな私を見かねたのか、はては不審に思ったのか。
ついには店員さんが外に出てきた。

「どうなさいましたか?」

「えっと、あの……ですね。」

「当店へ御用の方ですよね?とりあえず、お店の中へどうぞ。」

「……はぃ。」

そこで観念。