螺旋上の赤

「瑠依ちゃん、こんばんわー。」

花奈とは何の接点もなさそうな少し派手な集団を花奈も知っていたらしい。

(瑠依……どこかで聞いたような……?)

あー、ああっ!

(キス魔プレイボーイの元カノ!)

「何してんの〜?」

「今日は友達のレポートを手伝ってるんだよ。」

「そっか。そういや英文科はうちらとは違って、課題とか多いんだっけ?
 そういや同じ選択授業にも先週レポート課題出てたっけ、今度みせてよね〜。」

(花奈はそっちでもレポート見せてるのか……。
あんな感じ悪い奴らに見せる必要なんてないのに。)

人の振り見て我が振り直せとはよく言ったものである。

瑠依達はもう、こちらに興味も無いようで自分たちの話に戻った。