新たな地
車に乗って山道を走る。なんだ何もなくさみしい場所だ
しばらく走っていると。道に一束の
純白の菊が、置いてあった
しばらくその花束を見つめていると
なにか遠い懐かしい記憶が頭の中で
思い出したような気がした…
「あれは、僕?」
女の子と一緒に手を繋ぎ歩いている
自分がいた
「あの女の子は、だれだ…」
どんなに考えても出てこない…
しばらく考えていると
当たりが真っ白になり気がつくと僕は、
眠っていた