「お待たせしました。
ココアとアイスコーヒーです。」


「生クリーム！」


生クリームに目を輝かせる白金くん。


「本当っ、結衣の前じゃガキだなガキ。」


「うっせ、バーカ。」


「ま、でも。
恭と結衣が一緒にいるから、ふたりは成り立つんだな。」


急にしみじみ言う、ツンツン頭。


でもそれにやっと気づいたよ。


傷なめあってるだけかもしんないけれど…


そんなんでもいいかなって。


新たな一歩。


一緒に進めたらいいかなって思うんだ。