色とりどりに書かれたメッセージ。
これでもかと言うくらいに
カラフルに埋まっていたのだ。

色紙だけで20人は書いてくれただろうか。

すごい!!!!
と思わず言葉に出た。

テーブル中に散乱する折鶴、メッセージの書かれているメモ用紙、
そしてたくさんの人の言葉で埋められた色紙。



何も不安になることなんてなかった。


皆彼女を心配し、応援したいと思っていたのだ。
懐かしの顔ぶれ、仲良しだったあの子、
中には
彼女にとっても私にとっても関わり少なかったよね?
と言うような人たちから。


私が合流してからも
何人か来てくれた。

写真を撮り、メッセージを書いてもらい
鶴も折ってくれた。

これから行く!
と言ってくれた人たちを待ち、
私が家に帰った時には深夜2時を回っていた。


もらった写真やメモを貼り付け、印刷してまた貼り付け
私はアルバム作りに没頭した。

仕事の休憩中、帰ってからの深夜帯。


ただひたすら。



ひたすら...


彼女の笑顔が見たい!
ただそれだけの一心で。

中学校に電話をかけて
当時の担任の先生だった方々からも
メッセージをもらいにも行った。

直接書けないけど書きたいという子たちのものは
私が代筆をした。

そして製作から一週間がたっただろうか?
アルバムは完成した。

ま千羽鶴ができていなかったので
私は皆から預かったお見舞い品だけでも
彼女に渡しに行こうと思った。


早く会いたいな。