目をつむり来るだろう痛みに耐えるが、木材の時と一緒で一向に痛みが来ない。

そぉーっと目を開けるといたのは汐見。

「汐見先輩ッ!?」

「って~…」

「大丈夫ですか!?」

(真っ赤だよ!?)

汐見の左頬は赤くなっている。

「心配しすぎ」

苦笑をしつつ言う。