「大体アンタだって汐見様がいるから実行委員会に入ったんでしょ!?」

(はぁ!?)

「実行委員になったのはたまたまですッ!」

「アンタ汐見様が嫌いみたいなこと言ってるらしいけど本当は好きなんでしょ!?」

「私、嫌いなんて言ったことないですけど…」

「はッ!?」

その言葉を聞いて怒っていた顔が一気に間抜け面になる。