密室ゲーム



そんな姿を見て微笑ましく思っていた中町に、今度は男の子の声での「失礼しまーす!」が聞こえてきた。


入って来たのは男の子3人組で。先程と同様に中町のクラスの生徒達だ。


そしてやはり中町を見付けると、その中の1人が声をあげる。


「やっぱりあんちゃん、ここに居た!」

「ほんとだ」


声をあげた活発そうな男の子に相槌を打つのは、少し大人しそうな子だ。


その子の隣に居た、髪型がベリーショートの男の子が活発そうな男の子の方に顔を向け、

「大輔(ダイスケ)君の言ってたとおりだったね」

と言うと、今度はそれに満足そうな顔をして「だろ!」と答える大輔という男の子。


そんな3人の会話を聞いていた中町が、3人に声を掛けた。


「大輔君と武人(タケト)君と和樹(カズキ)君!探してくれてたの?」


どうやら、大人しそうな子が武人で、ベリーショートの髪型をしている子が和樹という名前らしい。


「うん。だって昼休みに一緒にドッジボールしてくれるって約束してたじゃん」


そう答えるのは大輔だ。