気味悪い。
そう思ったのは一瞬で、直ぐにパソコンの画面に映し出されているものに目がいく。
『恋愛占いの館』
由里子が会員登録しているサイトで、色んな占いが出来るものだ。それで何度も彼氏との相性や将来を占っている。
かなりの頻度でアクセスしているが、それを由里子達をここに連れてきた犯人は知っていたという事だ。
じゃあ、もしかして犯人はあの事も知ってるの……。
ジャラッ……ーー
鎖が床に当たり大きな音をさせるが、それも気にせずに部屋の中へと駆けていく由里子。
そして焦った様に、パタン、パタンとノートパソコンを閉じていく。
開いているドアから他の4人にノートパソコンに映っているこの画面を見られたくなかったのだ。
知られたくない!
その思いで衝動的に行動してしまった由里子だが、ドアから見える範囲のノートパソコンを閉じた所でクルッと踵を返すと、元の部屋に戻り苦笑いを漏らした。
「ドアは開けても大丈夫だったみたいね。それにしても、気持ち悪い画像が画面に映ってたから慌てて閉じに行っちゃった」
へらっと笑って自分の行動を誤魔化すが、明らかに由里子の行動は彼等の目に不審に映っただろう。


