✴︎奏都side✴︎
「ありがとうね〜貴方どこの学生さん?」
仕事の途中、偶然助けたおばあさんにそう問われた
「いや、俺社会人です」
今年で27になるが、昔から俺は大学生くらいと間違えられる
確かに大人っぽい顔とは言えないが、身なりにはそれなりに気を配っている、、のだが、、、
そうこうしていると視線を感じた。
見ると楽器を担いだパンクファッションの女子高校生と、チャラそうな茶髪の男子高校生が仲良くおしゃべりをしている。
「本当にあれなのか.....」
ポツリと呟くと、おばあさんは不思議そうな顔をしながらも俺の前から去っていった。
そして、パンクファッションバカ女と茶髪のクソガキも俺の横を走り去っていった。
俺は今とある仕事のために、東京から名古屋に来ている。
俺の職業は、ボディーガード。
普段はあの日本一有名なレコード会社「Alive」のC.O「夏島智司」の元で働いているのだが。
俺はジャケットの内ポケットからスマホを取り出し、1枚の写真を開いた。そこには、さっきのパンクファッションの高校生が写っている。
(まさかあれが夏島葉菜だとは。)
俺の今回の仕事内容は
夏島様の隠し子、「夏島葉菜」を保護し護衛すること。
「この仕事をうまくこなせば....」
俺は今回の仕事の報酬のためならば、何でもやるつもりだ。
「ありがとうね〜貴方どこの学生さん?」
仕事の途中、偶然助けたおばあさんにそう問われた
「いや、俺社会人です」
今年で27になるが、昔から俺は大学生くらいと間違えられる
確かに大人っぽい顔とは言えないが、身なりにはそれなりに気を配っている、、のだが、、、
そうこうしていると視線を感じた。
見ると楽器を担いだパンクファッションの女子高校生と、チャラそうな茶髪の男子高校生が仲良くおしゃべりをしている。
「本当にあれなのか.....」
ポツリと呟くと、おばあさんは不思議そうな顔をしながらも俺の前から去っていった。
そして、パンクファッションバカ女と茶髪のクソガキも俺の横を走り去っていった。
俺は今とある仕事のために、東京から名古屋に来ている。
俺の職業は、ボディーガード。
普段はあの日本一有名なレコード会社「Alive」のC.O「夏島智司」の元で働いているのだが。
俺はジャケットの内ポケットからスマホを取り出し、1枚の写真を開いた。そこには、さっきのパンクファッションの高校生が写っている。
(まさかあれが夏島葉菜だとは。)
俺の今回の仕事内容は
夏島様の隠し子、「夏島葉菜」を保護し護衛すること。
「この仕事をうまくこなせば....」
俺は今回の仕事の報酬のためならば、何でもやるつもりだ。
