そして…。 思い切り…突き刺した。 重力に逆らえなくて倒れる俺の身体。 魂はどんどん上に行くのが分かった。 空の上でさくらが待ってる。 あの時と同じように…輝く笑顔で、待ってる。 俺とさくらが出会ったのは、偶然? いや、運命かもしれないな。 真っ青の青空に、想いの通じた二人が、並んで笑ってるかのように、晴天日和だった。 その笑顔は、とても幸せそうに見えた…。 〜完〜