復讐と悲しみ【完】



「……」


今までの…ここまでの思い出が走馬灯のように頭の中をかけめぐる…。



「どうしたの?」

幼い俺に話しかけたさくら。


「お姉ちゃんの家にくる?」

両親がいないと気づき、家に誘ってくれたね。


「妖力持ちたい?何で?」

俺は両親を殺したあの獣に復讐する為に妖力持ちたいと言ったね。


「啓太、そんな妖力じゃダメ」


さくらは半妖だと言うのに気づかなかったよ。君も鍛えていたと思ってたから。


「…よくわかったね」


俺が半妖だと言ったら、いきなり態度を急変したね。