復讐と悲しみ【完】


「なんじゃ?これだけで怯えおったか」

「うるせぇっ!始めさせてもらうぞ!」

俺は清光剣を持って走った。


9尾は雄叫びをあげ、ペタンと地面についていた9つの尾を一気に空に向かうように上げた。


9尾は啓太より遥かにでかい。


9尾が啓太に向かって前足を薙ぎ払う(ナギハラウ)ように襲いかかった。


啓太はそれを読めており、ジャンプでヒョイとよけた。




良かった…さくらとの訓練が役に立った。