指定された街に向かった。

「…酷い有様ね…」

街…なんて分からないほどめちゃくちゃだった。

あちこちに血だまり。

そして…向かってくるゾンビの群れーー。


「……もうやりたくもないけど…仕方ないかなぁ」

ポツリと呟いた声…それは、ゾンビの群れの雄叫びによって消された。


「…後悔をするがよい」

私の中にいるものが言う…。