虹色→ジゲン

……………。



どうしたんだろ、悠人さっきから難しい顔ばっかしてるんだけど何かあったのかな?


仕方ない!こいつとは長い付き合いだし聞いてやるか!


夏喜は悠人が思ってることとは裏腹に話しかける。



「悠人?どうしたの?さっきから難しい顔ばかりしてるけどなんか悩み事があるなら、わたしでよければ古い付き合いだし、聞いてやるってばっ!」


夏喜はそう明るく笑って言いながら、悠人の背中をバンッ!と叩く。


く、夏喜のヤロー!人の気も知らずに!
だが、このままってのもなんかもやもやしてムカツクしな。


ん?ムカツク?
いやいや、ムカついてはいない!決して!


でも…………
そうだ、ダチとしてちと気になるだけだ!


………って違うだろっ俺!
俺は夏喜が……



よしっ!
悠人は覚悟を決めたかのように夏喜に聞く。




「……………あ、あのさ、今日、学校終わったらその、直也ん家に行くのか?あっ、昨日たまたま二人が話してるのが聞こえちまってさ!」


よしっ!俺!言ったぞ!
昨日も遥にさんざん…



「あのね、悠人が恥ずかしがり屋さんなのは分かるよ?だけど気になってるんなら、ちゃんと言葉にして言わないと伝わらないよ?夏喜ちゃんは特にちょーう、鈍感屋さんなんだから!」


と言われたのだ。