「大丈夫です!

こちらこそ前を見ていなくて…

お怪我はありませんか?」


申し訳なさそうに立ち上がった女の子は、首を少しかしげながら手を差し伸べてくれた。


私の方が明らかに悪いのになんていい子…!
リボンが赤だから、1年生か…


「あ、ありがとう

私は大丈夫だよ」


その手につかまり私も立つと、女の子はニコッと笑って、「よかった」と安堵の表情になった。