「隣のクラスの、 辻原…花果」 ……ばちが、当たったんだ。 浮かれていたんだ、勝手に。 ズキンと、心に感じたことのない強い痛みが走り、体がズンと重くなる。 晴都くんも想ってくれてるなんて。 恥ずかしい勘違いして。 「一目惚れ、だったんだ」 聞いてないよ、聞きたくないよ。 「すっごく可愛いんだ。 昨日からずっと頭から離れなくて」 やめて―― 私の感情を置き去りに、晴都くんは喋り続ける。