「あーあ〜どんな男の子なのか間近で品定めしたかったなー
…もう話せないとか考えてんだろうけど、あんた毎日会えるじゃん」

私の濁した言葉の先を察したのか、願ってもない回答をくれる

「え!だって学年違うんだよ?!
そうそう接点なんて…」

「電車」

この言葉に、一気に思考が回り出す

そうだ、忘れてた!
今日電車で会ったってことは、これからずっと通学が一緒ってことなんだ
晴都くんの言った“また明日”って、こういう意味か…

「ああ神様、いやお母さん。
私を日の出町に生んでくれてありがとうございます…!」

「さ、ひまりにもついに春がくるのかな〜
楽しみ!」