「いた…」

私がそうつぶやくと

「ひまり、私もわかった
絶対あの人だ
でも確か…」

柚子の視線の先にも、やっぱり晴都くんがいた


「そう!その人!
やばいよ、いきなりビンゴなんて」

「ありゃー恋にも落ちるわ。
てか、昨日の時点で落ちた人もいっぱい居ると思うよ」

ニヤニヤしながらこっちを見てくる柚子

なになに、なんで昨日?!
まぁ確かに入学してきたのは昨日だけど…

「どうして?」


「朝にあんたから名前聞いたとき、なんか聞き覚えあるなと思ったんだよね
その碓氷晴都って。
昨日新入生代表挨拶した人だよ」