「え…そんなの意識しちゃうじゃん…!」
今まで普通に友達として接してきたのに、そんなこと言われると変にドキドキしていつもどおり喋れなくなりそう…
「私どうすればいいの?」
漠然に彼氏が欲しいと思ってきたけど、いざそれが身近な話になってくると自分の感情が分からなくなる。
「それはひまり次第だよ。
例えばだよ?鈴木のことを考えたとき、自分はどんな感情になる?
恋っていうのは、その人のことが頭から離れなくなったり、心臓がドキドキしたりするもんなの。
やっぱりただの友達だなって思ったら、それはそれでいいんだよ。」
なるほど。
深く考えたことなかったことだ。
やっぱり柚子は大人だな。
「…わかった」
「てか!そもそもあんた一目惚れしたとか言ってたじゃん!そこをくわしく知りたい」
「そーだった!」
ニヤリと笑う柚子。
外から差す太陽が逆光になって、悪魔みたい…
