御予約ありがとうございます。

昼食は決って屋上。

外は暑いけど、昼のこの時間だけは我慢できる。

美紅には「変」と言われるけど。

夏は暑く、屋上には誰もいないという利点もある。僕もヒデも、教室の人込みが好きではない。

「お前ら付き合ってねーんだよな?」

急にヒデが言ったことに、思わずコーヒーをふきだした。

「ははっ、何してんだよ。」

「お前が急に言うからだろ…!」

「んで?」

「付き合ってるわけねーだろ。何で俺と美紅が付き合うんだよ?」

「お前と美紅ちゃん見てると、ナイスカップルに見えるんだけどな。」

「だから、幼馴染みってだけだろ。」

「またそれかよ?」

「それ以外ねーだろ。」

「ん~…」

僕を見ながら、ヒデは首をかしげていた。