御予約ありがとうございます。

「じゃぁ尋、また明日ね。」
笑って手を振る美紅。

「おう。」
少し素っ気無く返す。

お互いの家はすぐだ。というより…まぁ、それは置いといて。僕と美紅の事を少し。

彼女の名前は上野美紅。(みく)

16歳。

今をときめく?女子高校生だ。男勝りの性格に、言動。それに合わない綺麗な顔をしている。

僕の家の横並びにある「竹島商店」

そう。

僕の家は竹島商店の真横なのだ。そして、美紅もまた竹島商店の真横の家。竹島商店を挟んで横並びに住んでいる。

竹島商店は『行きつけ』といったが、ただの溜り場。そりゃぁ、哲兄も迷惑な話だろうな。

好きなもの…。

缶コーヒー。

これは僕しか知らないコトだと思う。学校で美紅は缶コーヒーなんて飲んでないからだ。

コロッケ、ハンバーグ、コーヒーゼリー…好きなものはいっぱいあるみたいだ。
…てか食べ物ばっかじゃん。

あ、僕のコトも少し…。

僕の名前は上野尋季。

美紅と同じ16歳。

でも美紅よりも3ヵ月ほど年下だ。サッカー好きの高校生。

そんなもんかな。

ん?名字が一緒?

実は違う。

美紅は「うえの」

僕は「かみの」だ。