御予約ありがとうございます。

「そっか。少し残念かな。尋のサッカーしてるトコは、唯一カッコよかったからね~。サッカーとったらダメ人間だし。ははっ。」

こらこら…。

サッカーだけって…言い過ぎだろ。

「ん?お世辞じゃないよ。」

「バーカ…ダメ人間はお世辞じゃなくて、文句だろ。」

「そっちがバーカ。カッコいいってコト!サッカーしてる時の尋が一番好きだったんだよ。」

「好き」の意味はわかってたけど、なんか恥かしくって顔が赤くなった。

「何照れてんのよ?」

美紅は笑って僕のほうを見た。

「照れてねーよ。」

「秀君が……秀君は寂しくなるだろうね…。」

そう言った美紅の顔を…僕は鮮明に覚えている。