御予約ありがとうございます。

着替えて晩飯食って…、

しばらくダラダラ…。

時計を見ると9時半くらいになっていた。

「さて、そろそろ。」

僕はスウェットに着替えて外に出る。サッカーを辞めて一年以上経つが、ほとんど毎日ランニングはしている。

雨と雪。台風でもない限りは…

未練があるとか、そんなんじゃない。ただ、じっとしていたくない。

そんな感じだと、自分に言い聞かせている。

まぁ、健康にもイイし。

コースは学校の道とあまり変らない。

だけど、朝とはまた違う静けさがある。所々ある街灯と、月明りくらいしかない道だけど、僕には落ち着くコースだ。

「おい秀!お前ホントに東(ひがし)も第一も蹴んのか?」

部室での、ヒデとチームメイトの会話を偶然聞いてしまった日のことを思い出した。

怪我で僕の推薦の話がなくなったあと…

そして、ヒデが貰っているサッカー推薦の高校を断ったあとのことだ。