御予約ありがとうございます。

「じゃぁね。また明日。」

「明日も朝はよろしく。」

「え?サッカーボールのコト?」

「バカっ…起こすだけでイイんだよ。」

「はいはい。おやすみ~。」

辺りは暗く、ハッキリと顔は見えなかったけど、その声だけは聞こえた。


「ただいま。」

家に入ると勢いよく母親が出てきた。

「こら尋季!アンタまた洗濯物の中にカギ入れっぱなしだったわよ!とにっ、だいたいね……」

ウチの母親は口うるさい。

ちなみに小太り。おばちゃん達のあいだで流行の二重顎だ。

毎日食い過ぎだろ…。

うっとーしいなぁ…なんて顔で、僕は二階に上がった。