御予約ありがとうございます。

竹島商店。

6時30分も過ぎているが、電気は明々とついている。

「ただいまー。」

美紅は元気よく入って行く。

「相変わらず暇だな~、哲兄んトコ。」

「うるせーな~!ウチは6時までが忙しいんだよ。今日なんて女子高生が来てよ~。」

ウソつくなよ…客いんの見たことねーぞ。

てか…今も来てんじゃん…女子高生。

美紅だけど。

「失礼ね~哲兄。私だって、れっきとした女子高生よ。」

美紅のツッコミ。やっぱしはえーな…。

「たくっ…オメーらが来るから開けてんだぜ。」

哲兄はいつも8時までは開けてくれている。テスト前なんかは、まだ遅くも開けてくれている。

僕らのために。

テスト前に限っては、僕のみのためだが…。

「さっすが哲兄。あと、今月末テストなんだ。またよろしくね~。」

「たくっ…オメーは美紅がいなかったら、ダメダメじゃねーか。」

確かに。

朝もダメ。テストもダメ。

哲兄、上手いコト言うな。

「なーに感心してんだよ。いつまでも一緒ってわけじゃねーんだぜ?美紅!オメーも何とか言ってやれ………。」

僕は今日の数学の時間を思いだした。そして、同じようなコトを言われた。

ヒデに富田。それに哲兄まで。今日はやっぱし変だ。