御予約ありがとうございます。

「な?頼むよ尋季!大会だけ参加してくれりゃイイからさ。」

「いや…、俺さー…」

あまり気乗りしなかった。

「もう怪我はイイんだろ?」

ヒデは笑顔で言った。

「まぁな…」

「だったら。な!頼むよ。んじゃ、俺部活だから。また明日な。」

ヒデは教室を出ていった。
と思ったら、またすぐ教室のドアから顔を出す。

「尋季。お客さん。」

僕は廊下に出た。

「美紅!」

僕の終わりを待っていたらしい。

「じゃな。今の件、頼むぜ尋季。」

美紅の前で余計なコトを言うなっての…と思う僕。

「おう。考えとくよ。」

「何の話?」

「まぁまぁ、帰ろーぜ。」

僕はその場をはぐらかした。