「じゃあ…今日の話は俺の愛犬・ツナ缶の話をしよう!」
そんなクソ鉢巻の、長い話が始まった。
毎朝の日課?みたいなもの。
本当に、クソ鉢巻の話は長い。
…のだが、その話はかしこまった話ではなく、俺の娘が可愛すぎる…とか俺の嫁が可愛すぎる…とか、はたまたサッカー部の山本が…とか。
まあ、要するにくっだらない話をするのだ。
でも、そんなクソ鉢巻の話は、何時間聞いても飽きない気がする。
そんなところも、少し他の先生とは違い、みんな好感を持っている。
___あたし自身も…ね。
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