ずっと好きなのに

凛は私の背中をバンって押し出した。

「わぁ!もう、凛のバカ。」

「どうした美生?何か用か?」

陽が私の顔をジーっと見てくるからさらに私の顔は赤くなる。

「あ、あのね!今度ある修学旅行の班一緒の班

にならない?かな。」

私が緊張して聞くと「おっけー分かった!」
そう言ってまた友達と話し出してしまった。