お前なんか大キライだっ

「はい、話したーw」
輝は笑いながら春とミウのところにもどって「早く遊びに行きたい。」「今日は体育館解放日なんだ。」とか言う話をしてる。


おわった。
そう思った。

もがいてもいたいだけだ。
頑張ってもいたいだけだ。
これから一言も輝とは話さないと誓った。
自分のためにも。輝や清、春やミウのためにも。



「うざい。しんで。」
その言葉も最初は驚いたがもう慣れてしまった。
毎日『しね』のシャワーで体を洗っているようだった。
それはナイフのように体に刺さった。
いくら慣れたからと言ってもやっぱり傷つく。


「ミウ、帰ったらLINEしてね。」
「うん。」

いつメンでスマホをもっていないのはぼくだけ。みんなはスマホのアプリやゲームの話ばかりしている。話についていけない。

みんなと距離をかんじる。

こんなときに・・・