男の子:
「…………。」






視線を感じた私が見た先には、




今まで、話したこともない
見かけたことすらない男の子がいた。




3秒くらいたってから私は我に返った





葵:
(私を…見てるの??)
(…違うよ!違う違う!麗桜ちゃんを見てるんだよね!!)



でも
振り返ると、いついなくなったのか
麗桜ちゃんはいなかった。



葵:
(麗桜ちゃんは?!どこ?!)




辺りをキョロキョロ見回していると
また、あの男の子と目が合った。




葵:
(……待って。…すごく、かっこいい)




人生初めての一目惚れだった。



身長は低くて、
男の子の集団の中にいた一人だったけど
彼だけ輝いて見えた