あの星の向こうへ

悪魔の国。学校の授業にも出てきた言葉だから、なんとなく知っている。
でも、悪魔と言っても危害を加えたりするような悪い国ではない。逆に、天使かのような
優しい人がたくさんいて治安が良いぐらい。


「問題って?悪魔の国っていい国なんでしょ?」

「いや、違うんだ。正確に言えば悪魔の国の一番端っこの方にある小さい森にいる悪魔達が問題なんだよ」

オリビアとシルビアの表情が、だんだん深刻になってくる。

「木々が全部枯れたり、食べ物がここら周辺の国に行き届かなくなったり。それで、女王と王が評議員に依頼されて調査に行くことになってさ」

通りで静かなわけだった。
誰もいない=タダ事じゃない時。みたいなもの。
でも、きっとすぐに帰ってこられるはず。