あの星の向こうへ

「あっ、おかえりなさいませ! ごめんなさ~い、今気づきましたぁ!」
誰も居ないかとおもいきや、ピョコッと階段から可愛らしい声で現れたのは、メイドのシルビア。 人間界でいうと25歳ぐらいだって聞いたけど、魔界でいうと25歳は250歳。
数字だけだと年寄りだけど、とっても若い。

数年前に私の家にやってきた。

「おかえり、お嬢。悪いね、ちょっと仕事しててさ」

もう1人陰から現れたのは、シルビアの双子の姉のオリビア。
シルビアとは正反対の性格で、クールで冷静で落ち着きのある人。



「もぉ、オリビアったら私に お嬢が帰ってきたから挨拶しに行けってすっごく怖いのよぉ?」