「ぷっ。木下面白ぇ。いただきまーす」
そう言って焼き鳥の串でからあげを取った。
わ、笑われた。
てか、隼田くんも串持ってるじゃん。
なにひとりでやってんだか。
あー、恥ずかしっ!
だ、だって!あのままだったらさ、
かかか、間接キス、になるところだったんだよ?!
それはダメでしょーよ。いくら何でも。
ま、嬉しくないといえばウソになるけどっ。
相手はねー、こんなあたしとは嫌でしょ。
あたしが男だったら嫌だね。
てか、隼田くんも美味しそうに食べるよね。
からあげを食べながら目の前に居る隼田くんをみて思う。
「ん、なに?」
「いや、何もないよ。ただ美味しそうに食べるなぁと思って」
「なにそれ。それ言うなら木下だから」
ってさっきも言われたね。
だってほんとに美味しんだもん。
食べてるときが一番幸せなんだよね。
まぁ、好きなものに限るけど。



