あー、もうやる気しない。
と思ったところで自分のスマホが鳴った。
誰だろー。
スマホ画面を見ずに机に突っ伏したまま電話に出た。
《…………》
え、無言?!
「あの、もしもし……どちら様ですか?」
いつもより声を低くして尋ねた。
《……あ、俺だけど》
──っ!!
う、ウソ!?
「は、隼田くん?!」
ビックリし過ぎて思わず声が裏返ってしまった。
電話越しから隼田くんが笑ってる。
ツッコミたいところだけどその前に!
ななな、なんであたしの番号知ってんの!?
《真人から聞いた》
こ、心読んだ……。え、エスパーですか?
「え、なんで知ってんの?!って北川くんが?!」
《お前の友だちに聞いたらしい、よ》
……友だち?
私の友だちといったら一人しかいない。
「……なっちゃん?」
《そうなんじゃない?》
まさか、なっちゃん北川くんのメアドGETしちゃったの?!
さ、さすがだなー。
って感心してる場合じゃないよ!
何してくれちゃってんの!菜摘さん!
あとで連絡せねばっ!



