ややや、やばい。
もう心臓爆発寸前かもっ。
絶対聞こえてる。あたしの音が……!
隼田くんはどんな表情してるのかな?
気になるっ!
──ドキドキドキ……ドキドキ……。
は、隼田くんの心臓も凄い……!
速い。
……この音を聞いて生きてるんだって改めて実感する。
てか、もうそろそろ限界なんだけどっ。
あたしは隼田くんの腕から離れようとした。
だけど阻止されてしまう。
しかもこんなことまで言われて。
『もーちょい、こうしてい?』
って言われちゃったからー!断れなかったーー!!
更に心臓加速してると思いますっ。
ああ、もう壊れる。早く離れて欲しいっ。
……でも離れたくない、な。
この時間すごく幸せなんだもん。離れたくないよ。
だって好きな人だよ?
そう思ってしまうのはあたしだけじゃ無いはず。
たぶん、ね。



