風斗はしばらく、森林を歩き続けた。


「夢なのになんで疲れんだぁ?」

息を切らせていた風斗は、乾いた喉を唾で潤しながらダラダラと歩いてく。


「!?」


森の間を流れる川辺で、白い何かが落ちている。