私は、グッと拳を握りしめ。 立ち上がる。 臣を、助けなきゃ。 私は、大きく息を吸って叫んだ。 「助けてー!!!誰か―!!!」 渾身の力を込めて叫んだ。 男たちはその声に手を止め、慌てて逃げ出した。 残された臣は、力なく地面に倒れてる。 「臣!」 慌てて駆け寄り抱き起こす。 身体を動かすのがしんどそうで、臣の頭を私の膝の上に乗せた。 楽になるまでこうしてあげよう。 「・・・結芽ちゃん」 「バカ。なんであんな無茶したのよ」 落ちた涙が臣の頬を滑る。 臣の瞳が開いて私を見上げた。