☆子犬系男子にご用心☆




「結芽ちゃん」

「・・・みゆさん」




こうして待ち伏せされるのは二回目だ。
会いたくなかった。

会えば、きっと何か聞かされる。




真実なんて、聞きたくない。




「時間、ある?」

「・・・はい」




それでも、こうしてついて行ってしまうのは、それでも気になる心があるから。
なにも知らないままでいることが嫌だって、本当は思ってるからなのかな。





「・・・ごめんなさいね、あの時」

「いえ・・・」

「臣、なにか言っていた?」

「・・・いいえ」

「え?」




前と同じ喫茶店。
同じ飲み物を頼んで向き合う。
みゆさんは驚いたように顔をあげた。