「綺麗だったね」
「うん。また来年も一緒に行こうね」
「・・・うん」
来年も。
当たり前のように言ってくれるんだね。
私も、心からそう願う。
臣と、これからもずっと一緒にいたい。
だから、早くこの気持ち伝えなくちゃね。
「臣―――――」
「・・・・」
ふいに立ち止まったのをきっかけに勇気を出して顔をあげ臣を見上げると、臣は目を見開き真っ直ぐ前を向いていた。
私もその視線の先を確認しようと前を向くと、そこには見知った人が立っていた。
「みゆさん・・・?」
みゆさんが、泣きながら立ちすくんでた。
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