私の事を、市川先輩と呼んだ臣。
水沢さんと並んで歩いてた。

前よりも、仲良さそうに・・・。



もしかしたら、付き合ってるのかな?




・・・別にいいじゃない。
臣が誰と付き合ったって。



いつまでも私を好きでいてくれるわけないんだから。



今だって、私を放っておけなかっただけで。
それに私が甘えてるだけなんだから。





温かいお風呂に入れば、心がほぐされていく。




臣の事を考えていたら、いつの間にか辛かったさっきまでの事も忘れられる気がした。



今は、孤独じゃない。




臣がいてくれるんだって思ったら少しだけ心が軽くなったんだ。